活動日誌

主に登山とスキーの記録です

知床五湖 2023. 9. 3

昨年登頂断念した知床硫黄山に登るために国道391号清水清里町境の駐車スペースで4時過ぎまで仮眠、5時過ぎ出発。

夜明けの斜里岳が美しい。

斜里岳は12年前に登ったが沢水に苦しめられた記憶がある。

道の駅うとろ・シリエトクでトイレ休憩、先日の空木岳で痛めた足の回復が思わしくないのでここまで来て登るのを諦めた。

翌日から北海道の天気が悪いので挑戦は来年以降に持ち越し。

この辺でまだ行ったことのない知床五湖に行ってみよう。

知床五湖には熊と遭遇する危険の無い高架木道と地上を歩く地上遊歩道の2つがあり地上遊歩道を歩くには10分間のレクチャーを受ける必要がある。

この日の初回レクチャーを受け、先頭で遊歩道へ、つまりこの日遊歩道を歩く一般客は私が最初である。

私は知床五湖を侮っていました、単に湖の周りを歩くだけだと思っていたが、これだけ雄大な景色の中の遊歩道は他にはなかなか無い。

 

五湖

湖面の向こうに知床硫黄山、無風に近いので湖面に山と雲が映り込む。

四湖

三湖

水鏡ってこういうのを言うんだろうね

 

二湖

知床連山がきれいだ、今日登ってたら最高だろうな。

 

一湖

歩き始めて30分ほどで高架木道の終点に合流、この先は高架木道を歩く。

地上遊歩道は一方通行なので反対からは扉は開かないようになっている。

高架木道は5mほどの高さがあり、歩道周りには7000Vの電気柵が巡らされているので熊が上がってくる心配は無い。

木道は高さがあるのでオホーツク海が見える。

約1時間で駐車場に戻ってきた、ちょうど路線バスが到着。

こういう日本の果てのようなところでも路線バスが運行していることが素晴らしい、そしてこの路線を使って知床五湖を訪問する気合の入った客も素晴らしい。

天気が良いので知床横断道路で知床峠に上がってみた。

羅臼岳が近い。

そして国後島、こんなに近いんだからやはり日本の領土だよ。

国後島には美しい山があるから日本領だったら登山者がたくさん訪れただろうな。