活動日誌

主に登山とスキーの記録です

山形神室岳 2024. 5. 1

前日はベルーナドームで野球観戦をしていた。東京のホテルで迎える朝、本当は関東でどこか登れる山があれば良いのだが予報が良くない。
雨が降らないのは東北、北海道。
始発の山形新幹線で山形へ。

 

E3系の後ろに締め切りのE2系がくっついていた、これって冬期の滑走防止策だと思っていたがまだやってたのか。

 

約3時間で山形到着、東京からの距離は富山のほうが遠いけど時間は短い、フル規格新幹線は速い。


山形駅前で車を借りた、駅レンタカーを使うのは学生時代以来29年ぶり。
今回のマシンはフイット。


やってきたのは笹谷峠、5年前に峠まで来た時、ここから登山をしている人がたくさんいたので来てみた。

昔は古びた公衆トイレだったけど、簡易トイレに変わっていた。

衛生面や汲み取りの手間を考えると、こっちのほうが良いのかも。


気温は9℃、風が強くて体感温度はもっと低い、車から外に出た時に登るのやめようかなって思ったほどの寒さ。

荷物の軽量化の為、防寒着は合羽で代用なので他に服は無い。
笹谷峠から標高差400m、県境稜線を約2時間の山歩きで山形神室岳を目指す。

看板の文字がかすれて見えないけど、駐車場から山に向かうのはこの道しかないから、ここが入口なのだろう。

登山道は最初は急坂で標高を上げる、身体が暖まる。

気がつけば笹谷峠はかなり下になった、笹谷峠を挟んで向こうは雁戸山


寒すぎて途中で合羽の上を着た。

基本的には眺めの良い登山道、もっと天気が良ければと思う。

山形自動車道宮城側。

 

桜が咲いていた。

 

いくつかのアップダウンを繰り返し、トンガリ山へ。

もう少しで山頂、右の特徴的な山は神室岳という同じ山名である。

左側の山を山形神室岳と呼んでいる事から、主峰は右側の神室岳なのだろう。

 

正午前、山形神室岳着、時間の都合で神室岳へは行けない。

 

頂上は眺めがあまり良くないけど、そこに至るまでの稜線歩きが気持ちの良い登山道だった。

寒いので10分の小休止で下山する。

雲が取れて蔵王連峰が見えてきた。

 

山形盆地の向こうには朝日連峰や月山がかすかに見える。

 

元々山形県側からの風が強いのだろうか?木が東側を向いている。

 

13時40分、笹谷峠に戻ってきた。

 

後片付けをして14時出発、沼木温泉辻ヶ花へ。
冷えた身体が温まった。


帰りは高速バスで新潟へ。
山形駅前からも乗れるけど、時間が少しあるので山交ビルバスターミナルまで歩いて、始発停留所から乗った。

高速道路を走るのは新潟県側の荒川胎内インターから新潟亀田インターまでの約40kmだけ、ほとんどは一般道を走る。

自分の車では走り慣れた国道113号の景色をゆっくり見るのもたまにはいいものだ。