ゴールデンウイーク最終日なのでなるべく混んでいないところに行かないといけない。
志賀高原にある笠ヶ岳またの名を笠岳へ行ってきた。
2009年まで熊の湯スキー場に隣接して笠岳スキー場が存在していたし、横手山から滑ってくると特徴的山容が目に入るので山の存在は有名だと思う。
笠ヶ岳は冬期以外は峠まで県道が利用できるので1時間で往復できるが、その県道が5月24日まで閉鎖中なので誰もいないだろうという目論見。
平床大噴泉の下側の広場に車を置いた。
歩く道は県道豊野南志賀公園線、通行止めの簡易ゲートがある。
少し上がると笠越ミズバショウ公園、雪解け水の周りにミズバショウが咲いていた。
公園には県道の冬期閉鎖ゲートがある。
行く手に山が見えてきた。
県道は雪害を防ぐためカーブミラーやガードワイヤーは取り外してある。
3kmほど県道を歩けば笠岳峠の茶屋。
県道の山田牧場側は除雪をしていない。
ここが登山口、雪が悪くて足を踏み抜きやすい。
最初は階段、登って行くと階段に雪が被っている、雪が柔らかいので何とか登れた。
もう少しで山頂というところで雪原に出た。
笠岳山頂→という案内はあるが登山道は雪に埋もれて解らない。
右往左往したが雪原を歩くしかないと覚悟を決めた。
チェーンスパイクを装着し、冬用ポールもザックから取り出した。
雪原を進むと岩場に鎖が下がっている、何とかコースを見つけた。
鎖場を上がれば頂上である、予想通り誰もいない。
頂上からの眺めはとても良い。
岩菅山、奥は鳥甲山かな。
妙高山、こうしてみると麓はスキー場ばかりだ。
横手山、スキー場コース以外は雪が減っている。
遠くに日光白根山。
市街の平地、その奥は後立山連峰。
頂上で昼食にして下山。
下山は滑るのでチェーンスパイクを履いていたいが、雪と夏道が交互に現れるので何回も脱着が必要だった。
途中の雪解け水がたくさん出ているところでチェーンスパイクを洗って県道を下る。
13時半頃車に戻ってきた。