活動日誌

主に登山とスキーの記録です

宇都宮ライトレール 2023. 9. 6

宇都宮ライトレールが開業したので乗りに行ってきた。

路面電車に縁の深い富山県に住んでいるので計画が発表された時から気になっていた。

路面電車の新規開業は昭和23年(1948)の地鉄高岡-伏木港の開業以来じつに75年ぶり。

75年前が富山県だった事を宇都宮ライトレールの開業で知った。

地鉄高岡-伏木港の一部は今は万葉線として現役だ。

宇都宮ライトレール開業以来、混雑や車との事故でダイヤが乱れやすいと報道されていたので始発電車狙い。

まだ暗い4:30平石電停のパークアンドライド駐車場に車を置いた。

新4号国道沿いなので車で来ている私には都合が良い。

東行きの始発、4:45発の高根沢・芳賀工業団地行きが車両基地から入線してきた。

第1印象、長い。

軌道法では車体の長さは30mまでだが、3車体連接の29.5mである。

広島電鉄の5車体連接車に匹敵する。

そしてICカードに限り全扉で乗降可能、カードリーダーが各扉乗降用2組設置されているのが良い、左手にカード持ってるのに右側にしかカードリーダーが無いという事が起こらず、近くのリーダーにタッチすれば良いのだ。

乗り物に限らずキャッシュレスが大好きな私はこのカードリーダーの設置数にたいへん感銘を受けた。

私以外の客は1人、平石駅からしばらくは専用軌道なのだが軌道法では最高速度は時速40kmなのでスピードは出ない。

規格が良いのにもったいないが将来的には特認で時速70kmを目指すらしく、車両も対応しているので期待が持てる。

終点の芳賀・高根沢工業団地まで行き同じ車両で折り返す。

平石中央小学校前までは宇都宮駅東口行きの始発になる。

宇都宮駅東口に到着する頃には座席が埋まるくらいの乗車率になった。

宇都宮駅からの連絡通路には開業のポスターが吊り下げられていた。

宇都宮駅東口で発車を待つHU300型。

ライトキューブ宇都宮の歩道橋から東宿郷側を見る。

歩道橋の真下は開業前試運転で脱線が起きた分岐器。

東口で数本の発着を見て、芳賀・高根沢工業団地行きに乗車。

ゆいの杜西で降りる。

西側は野高谷町交差点を高架橋で乗り越す、こんな路面電車の線路は見たこともない。

グリーンスタジアム前まで歩く。

工場のフェンス沿いに開業記念の幟。

グリーンスタジアム前から宇都宮駅東口行きに乗車して平石に戻ってきた。

将来は快速運転も予定されているから楽しみだ。