流氷に向かって滑りたい!
そのためだけに北海道に行く、流氷自体は学生時代に網走で見ているが、今回は流氷を見ながら滑るという目的である。
流氷を眼下に滑れるゲレンデはオホーツク海沿岸にいくつもあるが、最も有名な斜里町のウナベツスキー場がリフト故障で19日まで臨時休業、第一管区海上保安本部の海氷速報では網走近辺が最も海岸に近いところまで流氷が来ているのに…
行き先を紋別市営大山スキー場に変更し、道央道を北上する。
空知では外気温マイナス17℃。
旭川紋別道を浮島ICで降りて、国道273号を走る、完全なる凍結路だが天気が良ければ70-80km/hで流れるのが北海道の道路である。
しかし北海道は広い、都市間の距離が本州の感覚では考えられないほど離れている。
紋別市営大山スキー場に着いたのは11時頃。
市街地にほど近い国道沿いにあり、ベースの標高は70m。
2時間券を購入して滑り出す、学校団体が午前中で帰ったのでその後は15人くらいしか客がいない。
下部は幅広の緩斜面から中斜面。
日中でも気温が0℃以下なので新たな降雪がなくても雪質は良い。
第1リフトトップから沖合いに氷が見えた。
そして市街地が近い。
第2リフトは古い1人乗り、リフトに沿って狭い斜面が続く。
第2リフトは眺めが良い、思わず振り返ってしまう。
人が少ないので気持ち良く飛ばせる。
リフト券有効時間いっぱいまで滑って引き上げる。
道の駅オホーツク紋別に寄り道、有名な蟹のハサミのモニュメントへ。
この御時世だけどたくさん観光客が来ていた。
この日は札幌まで行く、湧別経由で約300km、いつもそうなんだけど空知に入ると雪が強くなる。
北海道の道路は交通量が少なく、直線が多いので高速道路なんているのか?と言われるけど冬に来てみると高速道路のありがたさがよくわかる。