活動日誌

主に登山とスキーの記録です

三俣蓮華岳 2021. 9.15

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水晶小屋で迎える朝、水が無いので宿泊者限定の天水を500ml購入、100円なり。
セルフで自分で容器に入れる。
薬師沢と高天原は私にしては眠れたけど、水晶はあまりよく眠れなかった、正味3時間くらいかな。
元々収容人数少なくて狭いので、コロナ対策はされていたけど人間の熱で暑かった。
でも食事は美味しかったし、女性だけで切り盛りしていてとても感じの良い山小屋であることは間違いなかった。
外に出ると稜線は風が強いので寒い。
朝からすごく良い天気、こんなことなら前の日に無理して鷲羽岳に行かなくてもよかった。
東の空から太陽が昇った。
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黒部ダム方面
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しかし前日に鷲羽岳に行ったことにより、この日は黒部源流ルートを辿ることになる。
前日来た道をワリモ北分岐まで戻る、天気が良く山の景色がきれいすぎて時折足が止まってしまう。
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ワリモ北分岐からは黒部源流ルートを歩く、歩いている登山道に沿って沢水が流れているのでこれが黒部川になるのであろう。
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しかしこの辺の小さい沢は地図にも地形図にも載っていない、地図で黒部川が始まるところを通るのがこの登山道。
その場所は少し広くなっていて黒部川水源地標が建っていた。
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水源地標から雲ノ平方面を見上げる。
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小休止して源流の水をかぶる、冷たい。
その後は三俣山荘に向けての登り、水が尽きているので苦しい。
水場指定されていない水はなるべく飲まないようにしている、黒部川水源は水場ではない。
三俣山荘で小休止。
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三俣山荘では誰でもタダで水が汲める、でも感謝の意を表して買い物をしておいた。 
ここからはこの日に宿泊する黒部五郎小舎への近道があるけど、あえて三俣蓮華岳へ上がる。
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最後が石ゴロゴロのきつい登りだったけど山頂到着。
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三俣蓮華岳は富山、長野、岐阜の県境になっている。
三俣山荘越しに鷲羽岳
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槍ヶ岳
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黒部五郎岳
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あとは黒部五郎小舎まで下って行くだけ。
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しかしこのままでは早く着きすぎるので、途中黒部五郎岳のよく見える広場で昼食。
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チングルマの綿毛。
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行程が進むに連れて荷が軽くなるので快適だが、なんか眠くなってきた。
14時前という早い時間に小屋着。
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空がきれい。
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小屋はなかなか快適、水は汲み放題だし、トイレもきれい。
コロナ対策でアルコール消毒液随所に置いてあるし、寝床も1人ずつ仕切りされてる。
二階でも天井が高いのが良い。