御嶽山に行ってきた。
2014年噴火の後、長く閉ざされていた山頂が一般登山者に開放されたのが2018年の秋。
山頂開放最終日に訪れたのだが、連休だったので人が多くて規制されてしまい山頂を踏めなかった。
この日はお盆休みが終わった後の平日なので駐車場の車は少ない。
御岳ロープウェイの8時30分の営業開始とともに乗車、まだ雲が少ないので行く手の山頂剣ヶ峰が見える。
飯森高原駅は御嶽黒沢口7合目、標高2150m、時折流れてくる風は涼しいが直射日光が当たる場所は暑い。
ここから剣ヶ峰まで標高差約900m、3時間20分の山道歩き。
8合目までは樹林帯だが気温が上昇してきて容赦なく体力を奪っていく。
8合目、女人堂前のベンチで小休止。
ここから先は森林限界を突破するので、常に太陽に照らされながら登る。
とにかく暑い、所々休憩しつつ登る。
振り返れば女人堂の向こうに開田高原。
前を向くと9合目石室が遠い。
11時半頃に二の池横道十字路到着、2年前はここで木曽町の職員に登頂を阻まれた。
今回はフリー。
火口から1km以内は立ち入り禁止だが、黒沢口登山道に限り立ち入る事ができる。
30分弱で剣ヶ峰へ。
昔とはすっかり変わってしまっていた。
御嶽頂上山荘は跡形も無くなって、代わりに避難用のシェルターが設けられた。
少し下にあった御嶽剣ヶ峰山荘は取り壊し中。
その少し先王滝口へ続くルートが見えるが、噴火の被害が最も激しかった八丁ダルミは未だに通行禁止である。
石段の先が社務所。
灯籠は当時のままなのか?曲がっている。
御嶽神社奥社のある山頂。
社務所は建て替えられて新しい。
まだ雲が少ないので好展望。
右下の建物は王滝口、田ノ原
遠く飛騨方面の街並み
二ノ池と二ノ池本館
野麦峠スキー場が見える
噴火災害やコロナウイルスの影響を避けるため山頂には長居しないようにとの広報がされていたので10分程度の滞在で下山する。
9合目旧覚明堂で昼食休憩、急に厚い雲が出て雨がパラついたが大きな崩れにはならなかった。
また暑い登山道を下って14時半、飯森高原駅に戻ってきた。
既に雲は去って北アルプスがきれいに見える。