活動日誌

主に登山とスキーの記録です

傾山 2019年11月 5日

中部山岳は既に雪の季節に入っているので登山をするとすれば西方か低山しかない。
天気予報が良さそうなので大分宮崎県境の傾山へ。
登山口は大分県豊後大野市上畑。
携帯の電波は無いがWi-Fiが使える、そしてきれいなトイレがある。

駐車場から見る傾山
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山頂までコースタイムは4時間、上畑登山口の標高が400m、山頂は1605m、標高差1200m、登り甲斐のある山だ。
7時出発。
標高100m毎に標柱があるので目安になる。
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稜線に出るまでは樹林帯の中の登りが続く、場所によっては明確な道がついていなくてピンクテープを頼りに歩く。

標高700mまでは九折川を詰める。
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標高700mから傾斜がきつくなる、体力的にはまだ余裕だが、いつも使っている靴を修理に出していて今回は予備靴、足に合わないので指が痛くなって気になる。

3時間で稜線の九折越に到着、稜線は大分宮崎県境である。
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宮崎県側から来れば駐車場から20分でここまで来られる。
九折越小屋で小休止、無人なのを幸いに汗で濡れたシャツをロープに吊しておく、帰りに回収するつもり。
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九折越からは今までの急登がうそのように稜線上の穏やかな登山道。
紅葉は殆ど終わっているが、まだ少しだけ残っていた。
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標高1400mから見る傾山、ピークは3つある、近いほう右から後傾、本傾、前傾。
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山頂まであと200mしかないはずだが、見た感じはそれ以上ありそう。
まずは後傾へ取りつく、ロープが設置されるほどの岩登りで後傾に立つ。
稜線からはどこを登るのか判らないほど切り立っていたが裏にはしっかり道がある。
1度下がって宮崎県側からの登山道を合わせて本傾頂上へ。
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三角点と標柱は広い所にあるが、本当の最高点はこの岩だ。
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頂上からの眺めは抜群、天気がいいと解って来てるから当たり前ではある。
遠く由布岳鶴見岳と眼下に竹田市街地。
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久住連山。
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祖母山、天を突く山頂、後方は噴煙を上げる阿蘇山
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山頂で小休止した後に下山。
稜線から見る上畑登山口、先は長い。
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九折越小屋で昼食を兼ねて休憩、乾かしていたシャツを回収。
指先が痛いのでテーピングを施す。
持病の腸脛靭帯炎まで出て下りに難儀するが、標高700mまで下がればあとは緩やかなので何とかなった。
16時前に上畑登山口に戻ってきた。