活動日誌

主に登山とスキーの記録です

高妻山 2019年10月10日

高妻山へ。
高妻山は家からそんなに遠くないので今までも何回も登ろうとしたことがある。
しかし行こうとすると悪天候に阻まれていた。
今回は天候は晴れ、信濃町まで前日入りしていたのに寝坊、起きたのが7時半、登り始めたのは8時半。
コースタイムが9時間なので休憩時間を考えると余裕はあまりない。
暗くなる前までには戻ってきたい。

しばらく戸隠牧場の中を歩いて登山道へ。
2001年に開かれた短絡ルートの弥勒尾根コースがあるが、登りは戸隠山への登山道と兼用の旧来からのルートで進む。
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大洞沢を一不動まで登り詰める、途中には沢の横を登るようなところがあり滑りやすい。
登りはじめて1時間半、一不動避難小屋に到着。
ここまでは何度も来たことがあるが、この先の高妻山方面に向かうのは初めてである。
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眼下には登山口の戸隠牧場。
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高妻山方面はこの先、区切りの石仏が置いてある。
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一不動、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七薬師、八観音、九勢至と続き、高妻山頂が十阿弥陀
さらに乙妻山へ十一阿閦、十二大日、十三虚空蔵と続き古来修行の場であったことを伺わせる。
一不動からは稜線歩き、アップダウンが多く、足に負担がかかる。

弥勒弥勒尾根からの登山道と合流、アップダウンを2回繰り返すと山頂を間近に見る九勢至に到着。
見上げる山頂はまだまだ上にある。
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ガイド本の案内を引用すると『一不動からいくつもの登り下りを繰り返した揚句、相当の疲労を覚えたころ、頂上直下の猛烈な急傾斜が始まる。深いネマガリダケの中を、まさに胸突八丁の急坂が山頂近くまで続くのである』
出発が遅かったので私が最後の登頂。

阿弥陀
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13時過ぎ山頂到着。晴れの良い天気。
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立山、下の方には白馬コルチナスキー場。
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妙高山火打山、焼山。
焼山はいつも噴煙か雲がかかっているが今日はくっきり。
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雨飾山の奥の青い部分は日本海
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遠く八ヶ岳の左に富士山も見える。
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秋山は日が短いので時間は無い、30分くらいの休憩で下山する。
八観音と六弥勒で小休憩、六弥勒からは弥勒尾根を下る。
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始めは眼下の眺めのいい道。
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しかし新道というのは木の根と泥の登山道であることが多い、弥勒尾根もご多分に漏れず。

薄暗くなってきた17時、牧場に戻ってきた。
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牧場の中を20分ほど歩く。
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駐車場に戻ってきた頃には薄暗くなった。
朝はたくさんあった車は5台ほどに減っていた。
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