鹿児島まで来ていたが乗ろうとしてた船が欠航してしまい時間が空いてしまった。
この辺で登ったことのない山、高隈山に行くことに方針転換。
高隈山は大隅半島を東西に分けるように連なる1000m級の山地の総称。
鹿児島中央駅で車を借りたのが10時、出てきたマシンはコイツ、ハイブリッド車なのでガソリンがほとんど減らない。
登山口は鹿児島湾の対岸の垂水市にある。
桜島フェリーで鹿児島湾を渡りひたすら東へ、垂水までは何度か走ったことがあるが流れが速い。
垂水市街地から輝北への県道垂水南之郷線で山のほうに入り、垂桜からの林道はやがて未舗装になった。
高隈山最高峰の大箆柄岳(おおのがらだけ)登山口に到着したのは正午過ぎ。
登り始めは12時半。
コースマップでは登り120分、下り105分、16時までに戻ってこないと暗くなりそうだから少し急ぐ必要がある。
登山道はこのあたり特有の地質なのだろう、非常に滑りやすい。
所々で石灰岩が出ている所もある。
なんとか予定通り山頂に着いた、山頂は暴風、身体が持って行かれそうになる。
うっすら桜島が見える。
垂水、鹿児島湾、薩摩半島方面。
さらに続く高隈山地。
輝北方面と風力発電の風車。
滑りやすい道は下山のほうが難儀した。
16時には車に戻って来た。
帰りの林道、枝が落ちてきていた。
来た道を戻って鹿児島を目指す、この日は鹿児島に泊まる。
「かごしまらくめぐり」という観光キャンペーンをやっていて指定施設を2箇所回るとレンタカー代金2000円引、宿泊するとさらに3000円引き。
そのためレンタカーを返す前にホテルにチェックインし証明をもらう必要がある。
鹿児島中央駅前でレンタカーを返し、市電に揺られてホテルに戻って来たのは21時頃だった。