活動日誌

主に登山とスキーの記録です

DMV 2022. 1.22

2日前にも来たけどまた四国に来た、雪の降りかたに左右されるので効率が悪い。
車を徳島県海陽町宍喰駅駐車場に置いた。
阿佐海岸鉄道がリニューアルされてデュアルモードビークル、略してDMVという線路と道路を両方走れる車両に変わったので乗りに来た。
DMVは予約制、全18席しかない、空席があれば予約無しでも乗れる。
この辺の道路事情を考えればわざわざ線路を走る必要性は無いので、DMVを目当てに来る客を相手にしようという事だろう、
最終が18時台なので地域輸送を考慮していないのは明白だ。

DMVの始発は道の駅宍喰温泉なので歩いて向かう。
太平洋から太陽が上がる、とてもきれいな光景だ。
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道の駅入り口にはDMVの看板がある。
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やってきたのは赤い車体のDMV933号。
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ベースはトヨタのコースターなので車内はマイクロバスそのもの。
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国道55号をしばらく走って阿佐海岸鉄道の終点だった甲浦駅前でスロープを上がると鉄道モードに変化するモードインターチェンジに入る。
車体がフワッと浮いた感じがすると、モードチェンジ終了。
普通の鉄道車両は各台車2軸で計4軸なので「ガタンガタン」という走行音だが、DMVは各台車1軸の2軸車なので「ガタン」だけ、2軸車に乗るのは記憶が正しければ廃止された南部縦貫鉄道以来28年ぶりだ。

阿波海南駅で再びバスモードに変わり、ここで下車。
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JR四国ホームには板野行きの普通列車が出発を待っていた。
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昔は一つ南の海部駅までJRだったが、DMV化に伴い阿波海南から海部までは阿佐海岸鉄道に移行したので線路が途切れている。
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おそらく海部駅にはモードインターチェンジを設置するスペースが無かったのだろう。
写真では解りにくいけど線路終端の軌道間には省令に従い車止標識が設置されている。
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モードインターチェンジの見学スペースが用意されている。
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乗ってきたバスが折り返してきたのでモードチェンジを見学。
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車体が浮いて車輪を降ろして鉄道モードに変わった。
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次に乗る便まで1時間あるので歩いて海部駅まで行ってみる。
高架駅で阿佐海岸鉄道の昔の車両が置かれていた。
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阿波海南駅に戻る途中の海部公民館にDMVの看板が出ていた。
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阿波海南駅駐車場。
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青い車体のDMV931のモードチェンジを見送る。
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道の駅宍喰温泉行きに乗車、途中停留所の海の駅東洋町ではツーリングバイク集団から撮影の嵐、注目度は高い。
道の駅宍喰温泉からは徒歩で車に戻ってきた。
車で甲浦駅へ、DMV931のモードチェンジを見る、土休日のみ室戸方面行きが設定されているがこの便が海の駅とろむ行き。
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駅から出るのに手こずっていた、どうやらゲートを開ける装置が直射日光で反応しなくて運転手がコートで太陽光を遮断していた。
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DMV遊びは終わり、この辺は鉄道でしか来たことがないので国道55号を南へ。
太平洋の青さが素晴らしい。
室戸岬で車を降りて海を眺める、気温13℃、太陽が出て風も無く暖かく感じる。
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室戸岬からさらに国道55号を進む。
途中の海の駅とろむではDMVが出発を待っていた。
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国道55号沿線は大きな街は無いが、室戸、奈半利、田野、安田、安芸、芸西と小さい街が続いて流れが良くない。
芸西からは高知東部道路が開通しているので距離が稼げるがそれも野市まで。
野市からはまた国道55号を走る。
国道32号を経て高知道に入り、翌日家に戻ってきた。