活動日誌

主に登山とスキーの記録です

奄美大島 2023. 5.25- 5.26

JALのキャンペーンを利用して奄美大島に行ってきた。

大阪で前泊して伊丹空港から飛び立つ、奄美まで1時間半。

空港前で車を借りる、今回のマシンはトヨタヤリス。

どこの島に行ってもやることは変わらない、目指すは奄美群島最高峰湯湾岳である。

大和村大棚から林道を上がる、マテリヤの滝からは普通車でギリギリの幅の1車線。

天然記念物のアマミノクロウサギを轢かないように標識と減速帯が至るところにある。

湯湾岳大和村側駐車場に車を置く、予報に反して少し雨が落ちてきた。

ここまでで標高を稼いでいるから山頂広場までは15分弱階段を上がれば到着。

山頂広場には展望台が設けられている、そこの説明書きによれば湯湾岳山頂付近は雲がかかりやすいとの事、納得である。

奄美世界遺産に登録されてから自然保護の為に山頂へは行けなくなったのでこの通り通行止めの柵がある。

雨がだんだん強くなってきたのですぐに下山する。

途中のマテリヤの滝を眺める。

ここにもアマミノクロウサギ注意の看板。

県道名瀬瀬戸内線に戻り戸円ふれあいパークから海を眺める。

次は瀬戸内町高知山展望台。

古仁屋の市街地と加計呂麻島を見下ろす。

古仁屋港にクルーズ船が碇泊しているのが見えた。

さらに油井岳展望台にも寄り道。

大島海峡展望と書かれていたので、奄美大島加計呂麻島の間の海は大島海峡という名称のようだ。

古仁屋港まで行ってみる。

クルーズ船は近くで見るとビルのようだ。

古仁屋は奄美大島では名瀬の次に大きな町なので全国チェーン店がいくつかある。

古仁屋からは国道58号で名瀬を目指す。

国道58号は良く整備されていて、主要な峠は長大トンネルで抜けていく。

名瀬は奄美群島の中心となる街であり、一般的な買い物は本土と変わりなくでき、主要なチェーン店も揃っている。

夕食後、名瀬新港まで散歩、20時半に那覇発鹿児島行きフェリーが入港。

こんな時間なのに待合室は高校生でいっぱい、フェリーを利用して鹿児島に部活動の遠征に行くようだ。

ホテルに戻ってこの日はおしまい。

 

明けて5時半起き、こんなに早く起きたのは7時から住用マングローブ林でカヌー体験を予約しているからである。

他に参加者は無くガイドとマンツーマン。

カヌーの扱いを教えてもらっていざ漕ぎ出す。

ちょうど潮が満ちてくる頃で水かさが増してくる。

川を下って海との境目へ、海と言っても内海なので穏やか。

細い水路に入ったり、植生の説明を受けたりして1時間半で戻ってきた。

風が無く好天でとても良い日にカヌー体験ができた。

あとは奄美空港に戻るだけだ。

途中モダマ自生地に寄り道、モダマとはサヤエンドウを大きくしたような実の事、枝がくるくるしているのがモダマの木だが時期が悪いのか実っているのは見られなかった。

空港近くのハートロックというハート型をした岩にも寄り道。

満潮でしかも波が高くて解りにくかったけど、波が引いた瞬間にハート型が浮かび上がる。

飛行機出発1時間前に車を返却、空港まで送ってもらった。

伊丹空港行きは12時5分発、海の色が南国。

伊丹までの所要時間は1時間半、そこから家までが遠いので19時頃に家に帰ってきた。