活動日誌

主に登山とスキーの記録です

三俣山 法華院温泉 2022.10. 6

先月の私の連続公休は台風で自宅待機を命じられてしまったので、今度こそ遠くへ行くぞと思ったのは良かったが…

行きたかった熊本宮崎県境の国見岳は台風被害でアクセス道路が利用できなくなってしまった。

行先をいろいろ考えていたが、九州にも歩いてしか行けない温泉があった、久住連山の法華院温泉に行こう。

天気予報が微妙だけど勢いで前日仕事が終わってからありとあらゆる予約をした。

登山口の大分県九重町長者原の駐車場に到着したのは7時過ぎ、今回のマシンはスズキソリオ。

予定では7時に登り始めたかったけど相変わらずのスロースターターである。

8時スタート、まずは林道歩きから始まる。

法華院温泉だけでは物足りないので三俣山に登ろうと思う。

林道はふだん車は通るのかな?こういう感じ。

三俣山、まだ先は長い。

林道には硫黄山道路という別名があるようだ、硫黄山道路をそのまま上がってもいいが、ショートカット路があるので登山道に入る。

高度を上げると長者原が見下ろせる。

再度硫黄山道路と合流。

しばらくすると登山道が別れる。

岩ゴロゴロの登山道を登りきると三度林道と合流、この下で林道は落石に埋もれている。

鞍部に出ると諏蛾守越。

休憩舎があるので小休憩。

ここから下れば見えている北千里ヶ浜を経て1時間弱で法華院温泉

だが目指すのは三俣山である。

諏蛾守越から1時間弱で三俣山西峰。

長者原周辺の旅館からは温泉の湯気が上がる。

星生山と久住山の間から見えるのは阿蘇根子岳

さらに30分ほどで三俣山本峰。

九重町田野方面の平地。

歩道吊り橋としては日本一の高さの九重"夢"大吊橋。

西方向にひときわ目立つ山がある、あっちに高い山あったかなと思案、形からしたら雲仙なのかな。

本峰で少し休憩したあと三俣山南峰へ。

南峰へは笹に埋もれた登山道をかき分ける。

南峰から見る硫黄山、星生山。

南峰から坊がつるまでの下りがつらかった。

登山道は滑りやすいし急勾配。

黒土が滑る。

下りの途中から見下ろす法華院温泉

坊がつると大船山(たいせんざん)

だいぶ降りてきたと思った所でこの看板。

1時間で坊がつるに着いた。

見上げる三俣山。

12時過ぎ法華院温泉着、標高1303m、九州で最も高いところに沸く温泉。

温泉は貸切だった。

カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、硫酸塩泉と成分表には出ていた、少し温めだが良いお湯。

裸のまま出られるテラスがあって大船山が良く見える。

法華院温泉出発13時。

温泉入口にはアルコール類の自販機があり心が揺らぐが、このあと車を運転しなければならないから飲めない。

坊がつるのススキが原に寄り道。

法華院温泉へは大船林道という道路が通じているので関係者は車で入山している。

吉部分岐で林道と分かれる。

高度を上げて坊がつるを見下ろす。

雨ヶ池、池の水がほとんどない。

木道は一部崩壊。

雨ヶ池越から下りに転じる。

ジメジメしてとても滑りやすい。

 

15時頃長者原の登山口を通過。

自然研究路に合流。

駐車場に戻ってきた、三俣山が良く見える。

後片付けをしてから九重星生ホテルへ。

泊まるわけじゃないけどここの温泉が良いと聞いたので日帰り入浴。

日帰り入浴は料金1000円で少し高いけど値段は問題じゃない。

温泉は山恵の湯という名がついている。

運良く広い露天風呂のほうが男湯だった。

4つの源泉があり硫黄泉、単純泉、酸性緑礬泉、冷鉱硫黄泉からなる。

冷鉱硫黄泉は17℃、とても冷たく感じたけど頑張って肩まで浸かった、そのあと熱い湯に浸かると気持ち良い。

酸性緑礬泉は飲用可能、100CCから200CCが適量と書かれていたが坊がつるから水を飲んでなかったのでがぶ飲みしてしまった。

効能は胃腸病。

汗を流して16時過ぎ星生ホテルを出発、九重インターから大分道に入り福岡を目指す。

鳥栖JCTでは久しぶりにグルグルをやってみた、熊本方面から大分方面へのランプは合流車線が短いので気を遣う。

福岡方面へ向かう車が圧倒的に多いので大分方面から九州道上りへのランプはノロノロになる。

博多で車を返してこの日の旅を終えた。