オリンピック4連休でどこに行っても人が多い事が予想される。
こういう時は山頂を目指してはダメなので、単純にキレイな景色を見に行こう。
そして誰も歩いていない登山道を黙々と歩くことにする。
平湯のあかんだな駐車場に車を置いた。
家を出るのが遅かったので9時50分発のバスで大正池へ。
上高地行きのバスは混雑、1台では乗り切れなかった。
梓川越しに穂高連峰がよく見える。
梓川の流れをみる、川の水が澄んでいる。
西穂登山口に入ると今までの喧騒はどこかに消えた。
樹林帯の中、標高差800mをひたすら登り続ける、
このルートはあまり使われないのだろうか、前回来たときは土曜日だったけど夏山混雑とは無縁だった。
それでもルートはしっかり整備されている。
2時間半で焼岳分岐、とにかく暑いのでポイント毎に休憩。
15分登ると西穂山荘、静かなのはここで終わり。
山荘はにぎやかだ、さすが4連休初日、コロナウイルスなんかどこかに行ってしまったみたいに夏山の混雑を感じた。
西穂高口駅まで下る、あと20分くらいで駅なのに雨が降ってきた、夏山は午後に天気が崩れるので仕方ない、合羽を着るが蒸し暑い。
西穂高口駅に着く頃には雨は上がって、屋上の展望台に多くの人が居るのが見えた。
屋上展望台から笠ヶ岳
2020年に搬器をリニューアルした
滑車、最近こういうふうにガラス張りにしている路線が多いのでマニアには嬉しい。
15時の下り便に乗りたいのだが、切符を持っていない。
ほとんどの人は往復券を持っているが、私は上高地から上がってきたので切符は持っていないのである。
簡素な切符売り場で片道券購入。
山麓のしらかば平駅はリニューアルされてパン屋さんがあって、おしゃれなカフェにみたいになっていた。
第1ロープウェイに乗り継ぎ、第2は日本唯一の二階建て搬器だけどこっちは普通。
15時55分発のバスで平湯温泉に戻る。
平湯バスターミナルからあかんだな駐車場まで歩かなければならない。
道の案内図が解りにくくて右往左往していると、また雨が降ってきて合羽を着る。
17時過ぎに車に戻ってきたが、まだたくさん車がある、あかんだな駐車場は車中泊できないから全員山に行っている、4連休だから山奥深くまで行ってるのかな。
