高知県最高峰の三嶺(みうね)に行ってきた。
2017年に悪天候で断念したことがあるが、今回は天気が良さそうだ。
前日に池田PAまで入っておいた。
登山口は三好市東祖谷名頃、大歩危駅前から県道に入る。
かずら橋まではそこそこ良い道だが、そこから先は典型的な四国の山道で狭い、まあ好きだけどこういう道は。
東祖谷からは酷道として名高い439号を走る。
名頃の登山口には8時半頃到着。
きれいなトイレがある立派な登山口駐車場だ。
外国人グループが登りに来ていた、こんな四国の山奥にまでご苦労な事だ。
9時登り始め、登山口があるはずの三嶺林道は通行止めの表示があり、おかしいと思いつつ駐車場上の四ツ小屋谷川林道に入ってしまった、道が荒れ過ぎていて間違いに気付いた。
いきなりコースミスである。
方角を頼りにバリエーションルートで正規登山道に復帰。
きつい登りが終わると三嶺林道に合流。
稜線に出るまで急な登りはまだ続く。
稜線に出てしまえばしばらくはアップダウンの少ない道。
それも束の間で三嶺ヒュッテ直下から再びきつい登りが始まる。
登りきった所が三嶺の池、笹原の中を緩やかに登り詰める、足下には残雪。
12時前頂上到着。
360°の展望。
歩いてきた方向を振り返る。
剣山方面、この辺りの山は頂上付近が笹原になっているのが特徴。
縦走路の天狗岳方向、笹原はずっと先まで続く。
讃岐山脈方面。
先に到着していた外国人グループにいろいろ聞かれたが、英語力の無さでお互いゼスチャーを交えて意思疎通。
「登山口までどれくらい?」と聞かれたので「午後3時には着けるでしょう」というような事を言うと、どこかに電話を掛けて午後3時に登山口に迎えに来て欲しいと頼んでいた。
外国人グループは先に下山したので、山頂独り占め。
私も13時下山開始、2時間で登山口に戻ってきた。
これだけ看板が出ているのに気づかなかったとは、思い込みとは恐ろしいものだ。
朝は山城側から登ってきたが、帰りは貞光側に降りて土成インター横の御所の郷で汗を流して帰宅。