活動日誌

主に登山とスキーの記録です

げなんぽ 2022. 5.27

午前中は天気が悪い、ただし西から急速に天気は回復するという予報だった。
午後から登れるところに行くしかない。
行き先は福井県大野市の銀杏峯(銀杏峰)へ。
銀杏峯と書いて「げなんぽ」と読む。
福井市側から登山道のある大野市宝慶寺に向かった、部子川沿いで足羽川ダムの工事を行っていて見たこともない光景。

宝慶寺から林道に入り、小葉谷登山口に到着、登山口前は車が置けるように少し広くなっている。

登山口の標高750m、山頂は1440m、標高差690m。
登山口出発は13時半頃。

いきなり急登でロープが出てきた。

いったん林道と交差し再び登山道へ。

登りの一本調子なので汗が止まらないが、所々に咲いている花を見ながら登る。
ヤシオツツジ

カタクリ

タニウツギ

登りきると極楽平という平地、ここからは緩やかに山頂へ。
まだ雪が残っている。

山頂のお地蔵さんには屋根が掛けられていて、ベンチと兼用になっている。

山頂からの眺めは良い。

白山

能郷白山

荒島岳

登山口で少し休憩して15時半下山開始。

17時前に登山口に戻ってきた。 

木曽駒ヶ岳 宝剣岳 2022. 5.19

先日の立山雄山の残雪期登山が楽しかったので、今回は木曽駒ヶ岳に行ってきた。
道の駅田切の里に深夜着、4時間弱仮眠し6時前出発。
よい天気、これから山の頂上へ。

ほとんどはバスとロープウェイが連れて行ってくれるのだけど。

木曽駒ヶ岳はマイカー規制があるので車は菅の台バスセンターの駐車場に置く。
通常は駐車場の横のチケット売り場で乗車券を買うのだが、今回は道路向かいの中央アルプス観光株式会社本社へ。

ここで信州割日帰りプランのチケットを購入する。

菅の台から千畳敷までのバス、ロープウェイの往復料金4200円が700円引きの3500円、さらにクーポン券2000円、昼食無料券、入浴施設の割引券がついてくる。
昼食を1000円、入浴施設の割引を200円と考えればタダ同然のお得なチケット。

菅の台バスセンター7:15発の始発でしらび平へ、しらび平からは8時発のロープウェイで千畳敷へ。
南アルプスの山並みを見ながら上がる。

駅舎から出て千畳敷カールを眺める、一面の雪である。
今からあの頂上まで歩く。

私以外はピッケル、ヘルメット、ハードシェルなどの本格的装備の人が多い。
大きなトレースは2つある、おそらくスキースノーボード用だと思われるポール誘導が途中まであるトレースをたどろう。

ポール終点から千畳敷駅を振り返る。

ポール終点から上部は誘導が無いので好きなところを歩く、ものすごい傾斜で雪が緩いのでアイゼンはあまり効かない、ポールも効かないけどバランスを取るのには役立つ。
先日の立山雄山とは大違いだ。

あと少しで乗越浄土というところで夏道が現れる、他の登山者がアイゼンを外していたので私もそれに倣いアイゼンを外す、気温は10℃くらいだけど暑いので上着を脱ぐ。
乗越浄土から中岳方向を見る、木曽駒のピークは中岳のさらに向こうだ。

宝剣山荘裏で登山道が分岐、まずは宝剣岳に向かう。
雪の残る鎖場を経て宝剣岳山頂へ。

山頂は一人が立つのがやっとの岩。

上がると絶景である。
空木岳方向。

木曽谷方向。

御嶽山、圧倒的存在感。

千畳敷駅方向。

岩の上に立つ写真を撮ってくれる人がいないので以前撮った参考画像。

来た道を宝剣山荘に戻り、木曽駒ヶ岳山頂を目指す。
中岳のピークから見る木曽駒ヶ岳

山頂直下で少し雪の傾斜を歩く場所がある。

11時過ぎ山頂着。

山頂標識の文字が長年の風雪で薄くなっている、駒ヶ岳と書かれているはずだけど読めない。

山頂から見る三ノ沢岳方向、遠く空木岳

木曽谷側、直下の赤屋根は頂上木曽小屋。

駒ヶ岳ロープウェイ架設で伊那谷側から登るのが主流だけどいつかは木曽谷側の登山道も歩いてみたいものだ。

乗鞍岳

山頂には2つの駒ヶ嶽神社がある。
木曽側の木曽駒ヶ嶽神社。

伊那側の伊那駒ヶ嶽神社。

歩いてきた千畳敷駅側、帰りは中岳を登り返す。

山頂で小休憩、昼食の無料券があるので食料はお菓子と水しか持ってきていない。
乗越浄土まで戻り、夏道と雪渓の境界でアイゼンを装着。

ポールを伸ばそうとしたが片方のポールが伸びない。
仕方ないのでダブルポールを諦めて麓側1本にして八丁坂を下る。
雪は午前中より緩んで歩きにくい、急傾斜なので一歩一歩確実に下る。


13時半頃千畳敷駅に戻って来た。
ホテル千畳敷のレストランでソースカツ丼を頼み昼食とする。
食後のコーヒーもついてきた。
売店で菓子類を買い込みクーポン券を消費。

14時発のロープウェイで下る。

搬器内にはウェイトが積まれている。

上りとすれ違い。

ロープウェイ下の流れ。

バスにのりかえ菅の台バスセンターに戻ってきた。

近くのこまくさの湯で汗を流す。

こまくさの湯16時出発、昨晩は塩尻から国道153号を走ってきたが、もっと早いルートがある。
伊那から伊那木曽連絡道路で木曽へ抜ける。

県道奈川木祖線を経て奈川渡ダムで国道158号に合流、あとは神岡経由で富山へ。
3時間半で富山に戻り、新しいポールを購入してから家に戻った。

立山雄山 2022. 5.16

いつもより早く立山に行ってきた。
富山県民向けに割引切符があり立山駅から大観峰までの往復切符が5500円、正規運賃は室堂6320円、大観峰9620円なので室堂までしか行かなくてもお得。
さらに売店で使えるクーポン券が4000円もらえる。

ケーブルカー始発の7時発を予め指定していたので5時50分自宅を出発、早朝で空いているので6時40分頃に駅に着いた。
ケーブルカーで美女平まで上がる。

本来は美女平発7時40分発の高原バスになるけど、10分早く7時半の臨時便で室堂へ。

終点の手前で雪の大谷を通過、5月16日時点で雪壁の高さは15m、15mを超えるのは久しぶりらしい。 
8時半頃室堂着、準備をして外に出る。
当たり前だけど一面の雪原。

立山室堂山荘と雄山登山道の分岐で12本爪アイゼンを着けた。
一ノ越まで9割9分は雪の上を歩く、竹でコース誘導があるので迷う心配は無い。
夏道はほとんど出ていなくて残雪期ならではのコースである。

一ノ越で小休止。
公衆トイレはまだ使えない。

立山の山並み。

一ノ越からの稜線は雪は無いので難なく歩けた。

三ノ越から振り返る、一の越山荘がかなり遠くなった。

大日連山、下の雪が汚れているのは地獄谷の硫黄成分。

雄山神社峰本社前は大量の積雪。

鳥居も半分くらい雪で埋まっている。

山頂から周囲の山を眺める。

太陽は出ていないけど雲が高い位置なので眺めが良い。
黒部川上流方向。

剱岳方向。

峰本社前で昼食にして下山。
室堂ターミナルまで戻って雪の大谷を見学。

ホテル立山に戻り売店で4000円のクーポンを服に替えた。

桂台から美女平まで落石で通行止めなので貸切バスが入って来られない、そのため団体客も個人客も全員高原バスに乗るので混んでいる。
14時半の高原バスで下山、美女平には15時20分頃に到着。
時間的には15時半の臨時ケーブルカーに乗れそうだったけど、満員札止め
15時40分発のケーブルカーに乗り継ぎ立山駅に戻ってきた。
立山駅から自宅までは近い、明るいうちに帰って来ることができた。

21-22シーズン最終滑走 横手山渋峠 そして横浜へ 2022. 5.12

2021-2022シーズンの締めくくりに横手山渋峠スキー場に行ってきた。
この季節は道路に雪が無いためスムーズに渋峠に到着。

日本国道最高地点に行って時間をつぶす。

リフト運転開始は8:30、行列ができた。

リフトから見ても雪は柔らかい。

ウェーバーコースは雪出しの為閉鎖、ゲミュートコースのみオープン。
リフト中間降り場付近で雪出し作業をしている。

やはり雪はかなり柔らかい、しっかり踏んで滑らないと足を取られる。
渋峠で数本滑ったあとは横手山へ。
第3リフト終点の屋上から景色を見る、午後から天気が崩れる予報だけどまだ遠くの山が見えている。

先日登った笠岳。

横手山側は雪が薄い場所が所々にあり茶色くなっていた。

コース以外はほとんど雪が無い、つまりコースに雪出しをしているということ。

最下部の第1リフトは運休、リフトは動いてないけど滑ってもいいそうだ。

少し離れて第4リフトが運転しているので海和ゲレンデを数本滑る。
元々競技練習コースであり、オープンも早く人口雪の割合が高いので他のコースと違って硬い仕上げ、それが気温で緩み始めてるので滑りやすい。

第1リフト運休で他のゲレンデから離れてるので滑っている人が少ないのも良い。
このあと渋峠まで戻る、第2リフト終点には閉じ込められた軽トラがある、夏しか使用しないのかな。

正午過ぎで切り上げた。
今シーズンはこれで17日目の滑走、昨シーズンは骨折というアクシデントがあったけど、今シーズンは大きなケガはなく乗り切れた。

午後は車を長野駅前に置いて新幹線に乗車、横浜に向かう。
昨年桜木町駅から運河パークまで横浜エアキャビンが開通、スキー場でよく見るゴンドラリフト方式なのでリフトマニアとして一度は乗ってみようと思っていた。
コロナ禍で1搬器に1グループしか乗せてないと聞いて行くなら今しかないと思った。
横浜に着く頃には雨、横浜エアキャビンは片道1000円、往復1800円。
そのため片道は歩くことにした、
運河パークの駅舎に入ると客はまばら、案内スタッフのほうが多かった。
搬器はスキー場でよく見るCWA社製、しかし外から中が見えにくい窓、空調設備もある。

各種設備のスイッチが見える所にあるのも珍しい。
距離は630m、スキー場用と違って遅い速度で運行しているが5分の乗車で桜木町駅到着。
日本初の都市型ロープウェイを謳っているけど観光用だね実際は。

笠岳 2022. 5. 8

ゴールデンウイーク最終日なのでなるべく混んでいないところに行かないといけない。
志賀高原にある笠ヶ岳またの名を笠岳へ行ってきた。
2009年まで熊の湯スキー場に隣接して笠岳スキー場が存在していたし、横手山から滑ってくると特徴的山容が目に入るので山の存在は有名だと思う。
笠ヶ岳は冬期以外は峠まで県道が利用できるので1時間で往復できるが、その県道が5月24日まで閉鎖中なので誰もいないだろうという目論見。
平床大噴泉の下側の広場に車を置いた。
歩く道は県道豊野南志賀公園線、通行止めの簡易ゲートがある。

少し上がると笠越ミズバショウ公園、雪解け水の周りにミズバショウが咲いていた。

公園には県道の冬期閉鎖ゲートがある。

行く手に山が見えてきた。

県道は雪害を防ぐためカーブミラーやガードワイヤーは取り外してある。

3kmほど県道を歩けば笠岳峠の茶屋。

県道の山田牧場側は除雪をしていない。
 

ここが登山口、雪が悪くて足を踏み抜きやすい。

最初は階段、登って行くと階段に雪が被っている、雪が柔らかいので何とか登れた。

もう少しで山頂というところで雪原に出た。
笠岳山頂→という案内はあるが登山道は雪に埋もれて解らない。

右往左往したが雪原を歩くしかないと覚悟を決めた。
チェーンスパイクを装着し、冬用ポールもザックから取り出した。
雪原を進むと岩場に鎖が下がっている、何とかコースを見つけた。

鎖場を上がれば頂上である、予想通り誰もいない。

頂上からの眺めはとても良い。
岩菅山、奥は鳥甲山かな。

妙高山、こうしてみると麓はスキー場ばかりだ。

横手山、スキー場コース以外は雪が減っている。

遠くに日光白根山

浅間山

市街の平地、その奥は後立山連峰

頂上で昼食にして下山。
下山は滑るのでチェーンスパイクを履いていたいが、雪と夏道が交互に現れるので何回も脱着が必要だった。

途中の雪解け水がたくさん出ているところでチェーンスパイクを洗って県道を下る。
13時半頃車に戻ってきた。

栂池 2022. 4. 7

栂池に行ってきた、信州アクティビティ割利用。
営業開始の8時頃中央駐車場着。
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運行リフトはゴンドラリフト、ハンノキ第3クワッド、ハンノキ高速ペア、つが第2ペアの4本。
一気にゲレンデトップへ。
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ゲレンデトップからは後立山連峰の眺めが素晴らしい。
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一度ゴンドラ山麓駅まで滑ってみたが、下部は雪がシャバシャバなので基本的には栂の森ゲレンデで滑る。
ハンノキ高速ペア沿いでは9日に開催される2022 BANKD SLALOM TSUGAIKEのコース造成中でコースの半分が仕切られていた。
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13時半まで滑って引き上げた。
今シーズンはあと1、2回かな。

北横岳 三ツ岳 天池山 2022. 3.30

ピラタス蓼科に行ってきた。
スキーの準備もしてきたけど雪が悪そうなのでスキーはやめて山歩きにする。
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駐車場の端にロープウェイを使わない時の登山口がある、昔はみんなここから上がったんだろうな。
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10時20分のロープウェイで上がる。
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スキースノーボード7、山登り2、山頂駅までの軽装1の割合。

坪庭の第1展望台まで上がってチェーンスパイク装着、12本爪アイゼンも持ってきたけど雪質がザクザクなのでチェーンスパイクで十分だろう。
右端に富士見パノラマのコースが見える。
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坪庭の遊歩道と分かれると北横岳へジグザグに登る。
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登りきると北横岳ヒュッテ。
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もうひとつ急坂を上がれば北横岳南峰、頂上だけ雪が消えていた。
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少し先の北峰で小休止。
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南八ヶ岳連峰
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東信方面平地
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蓼科山
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蓼科山とその奥の後立山連峰がきれいだ。
来た道を戻って北横岳ヒュッテ下で三ツ岳への道に入る。
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ロープウェイ山頂駅から北横岳への登山道はメインルートなのでよく踏み固められているけどこっちの道はそうではない。
三ツ岳Ⅲ峰への上りは岩場で雪が薄い場所が多い、チェーンスパイクを履いてると雪の無い地面は歩きにくい。
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Ⅲ峰から下りてきて振り返る。
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Ⅱ峰、Ⅰ峰と上がったり下がったり。
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Ⅰ峰で昼食。
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遠くには真っ白になった雨池。
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山頂駅が見えるがまだ遠い。
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Ⅰ峰からの下りはかなりの急勾配、踵を蹴り込んで下がったので膝にくる。
鞍部まで来ると今度は上り、天気が良いので暑い。

天池山からは下り、天池峠で縞枯山や天池への十字路になる。
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ここからはほぼ平坦路。
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ロープウェイ山頂駅への途中にある縞枯山荘。
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13時45分、ロープウェイ山頂駅着。
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ロープウェイ山頂駅14時発で下る。
後片付けをして尖石温泉縄文の湯で汗を流した。
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