活動日誌

主に登山とスキーの記録です

阿蘇根子岳 福岡ドーム 2024. 4.19

登山というのは元来朝が早いものである。
5時起きで南阿蘇村を出発する。
登山口に行く前に、国道57号沿いの数鹿流崩之碑展望所から対岸を見る。
数鹿流で「すがる」と読む。
対岸に熊本地震で落橋した国道325号の一部が引っ掛かって残っており、震災遺構になっている。


阿蘇市内を抜け、国道265号沿いの釣井尾根登山口近くの駐車スペースに車を置いた。


ここから標高差600m、2時間で根子岳東峰へ登る。

 

この中を登っていく、良い雰囲気。

 

たまには急なところがあり、ロープが出てくる。

 

新芽が出ている。

 

そうかと思えば、まだ花がある山桜。


ここ数日は乾燥注意報が出るほどだが、火山特有の地質で滑りやすい。
直登気味なので勾配がきついが、予定通り山頂着。


阿蘇高岳との間にある、天狗峰が目立つ。

 

南側遠くは九州山地、祖母山。

南郷谷は霞んでいる。

 

東側は久住連山。

 

阿蘇谷側の平地。

 

根子岳東峰には複数の登山道があるが、豪雨や地震で崩壊してしまい、登ってきた釣井尾根以外は通れない。

 

30分ほどの休憩を経て下山。

中腹からは国道265号沿いに置いてある車が見える。

 

麓に近いところから振り返る。

 

降りてきて11時頃車を出す。

箱石峠の展望所から阿蘇山を見る。

高岳、中岳。

先程までいた根子岳

国道57号を戻り、朝眺めた旧阿蘇大橋の対岸に行ってみる。

地震で地盤がずれたのでセンターラインの位置が違う。

 

次は新阿蘇大橋の展望所、ヨ・ミュールへ。

熊本弁でよく見えるという意味。

桁の下へ行けるようになっている。

 

下流方向、前日通った阿蘇長陽大橋。

 

あとは車を返却するだけになった。

このまま国道57号を西に向かっても良いが、震災復旧で自動車専用道路が開通したので阿蘇市側へ戻る。

阿蘇西から大津の間が開通している。

二重峠トンネル。

大津終点。

信号が無いので速いけど、現道の国道57号も良く整備されているので時間はあまり変わらないかも。

大津から熊本市街地の間を整備して欲しい。

新鳥栖駅で車を返却。

長崎新幹線の分岐準備工事がされている。

少しだけ路盤があり、その先で行き止まり。

佐賀県が反対しているから、いつ出来るか解らない。

夜は福岡PayPayドームで野球観戦。

地下鉄唐人町から歩いて10数分で到着。

アクセスが悪いと言われがちだが、博多駅や天神から臨時バスがあるし、唐人町からの案内もしっかりしているからそれほどでもないと思った。

1度来てみたかったこのスタジアム。

 

三塁側のそこそこ良い席に座ったので見やすかった。

 

試合は展開が非常に遅く、22時頃試合終了。

 

試合終了後、だいぶ遅くまで球場にいたつもりだったが、ソフトバンクが勝ったせいで残ってる客が多かった。

 

バスで帰ろうかとも思ったが長蛇の列。

バスのほうが博多駅までの運賃は安い。

また唐人町まで歩いて地下鉄で帰った。

南阿蘇 2024. 4.18

先週青森に行って残雪に苦しめられたので、今回は雪の無い九州へ。
朝になったら雲が多い、奄美地方に低気圧と前線があり、黄砂の影響もあってどんよりしている。

切符を買った2日前の予報では晴れだったのに。
二度寝した。

借りているマシンはデミオ、今の名前でマツダ2。

行先は阿蘇、元々この辺の山に登るつもりで来たが、山登りは翌日にする、この日は昨年復旧した南阿蘇鉄道に乗ってみることにした。


先に高森湧水トンネル公園へ。

国鉄高森トンネルとして着工したが、出水事故で工事は中断、高千穂への延長が国鉄再建問題で中止され、今は公園として整備されている。
トンネルの真ん中が水路になっていて水が流れている。

そのためかトンネル内はひんやりしている。


約500mで行き止まり、高森トンネルは2000m以上掘削したはずなので、奥にまだ坑道が続いているのだろう。

 

行き止まりにはウォーターパールがある。

トンネルとはなんの関係もないのだが、水に超音波を当て、水玉が等間隔に上がったり、下がったりしているように見える仕掛け。

超音波のせいで写真にノイズが入るのでうまく撮るのに苦労する。

 

トンネルの入口に1977-1の文字。

高千穂方から来てトンネルを抜けると、広い掘割になっている。

開通していたらここに高森駅が移転してくる予定だった。

開通しても秋田県の鷹角線のように、赤字は確実だろうけど乗ってみたかったな。

現実は高千穂延岡間でさえ、乗る前に廃止されてしまったけど。

 

熊本駅、待合室内に南阿蘇鉄道全線運転再開の掲示物がある。

 

立野駅、JRはここで進行方向が変わる。

 

駅舎が昨年新しくなった。

 

全線開通を見越し、2年前に導入した南阿蘇鉄道MT4000型。

 

座席が半分埋まったくらいの乗車率。

立野駅前にダムができて、景色がだいぶ変わった事に気づく。
正午頃から天候回復、15年前に乗車した時は快晴で、運転士がタオルをサンバイザーに挟んで太陽を遮っていたのを思い出した。

 

白川水源でほとんどの客が降りて高森着。

 

昨年から新駅舎を使用している。

 

折り返しの列車に乗ってひと駅で下車。

 

歩いて高森駅まで戻る。

列車から見た立野ダムを見るため、立野ダム展望所へ。

南阿蘇鉄道の立野橋梁が手前にある。


展望所前の道路を東に進むと阿蘇長陽大橋、東詰の駐車場所から橋を眺める。

奥に南阿蘇鉄道の名所、第一白川橋梁。


頭上は新阿蘇大橋。

 

開通が新しいとこうなるよね、昔は谷の狭い箇所に架橋していたが、架橋技術が進展して今はそういう事は考慮しなくてもよくなった。

 

東側の道路、上っていくと国道325号に合流。


阿蘇駅に寄り道。

道の駅は賑わっていたが、こちらはひっそりしていた。

 

駅至近にある夢の湯で汗を流す。

国道57号を戻って南阿蘇村でこの日の旅を終えた。

八甲田大岳 登頂断念 2024. 4. 8

この時期は新雪を望めないのでスキーに行っても面白くないと思って登山に行ってきた。
行き先は八甲田山、自家用車では日本海側は秋田市、太平洋側は仙台市までを守備範囲としているので電車で出発。
日本海側を北上していけば最短経路、しかし時間がかかるので新幹線で行く。
E6系をつなげて、こまちじゃなくて、17両全部の盛岡行があるのか。


最終列車で新青森到着。
翌朝登山口の酸ヶ湯に向かう。

借りているマシンはヤリス、城ヶ倉大橋の駐車場。

城ヶ倉大橋から見る岩木山

酸ヶ湯駐車場前の国道103号、まだまだ雪が多い。

酸ヶ湯には何度も来ているけど、八甲田山に登るのは2016年以来。
青森市の予想最高気温17℃、残雪期登山にしては暑すぎるかもしれない、でも標高が上がってるのでいつもの装備で出発。

神社の鳥居はほとんど雪に埋まっている。

奥に見えるのが目指す大岳。

隣の建物群は酸ヶ湯温泉旅館。


雪はザクザク、太陽が照りつけて暑い。

コース標識があるので道に迷う心配は無い。


地獄湯の沢上部の登りがきつい。


1時間強で仙人岱到着。
あと1時間で八甲田大岳山頂、しかし暑すぎて体力奪われた。

わかんは持ってきてるけど雪が柔らかすぎて踏み抜きが多いので引き返す事にした。
もうちょっと早い時期に来ないとダメだな。
下りはさらに雪が緩んで踏み抜き多し。
正午前に酸ヶ湯に戻ってきた。
酸ヶ湯温泉旅館で風呂に入ることもできるが、時間が余っているので大鰐の鰐COMEへ。
日帰り温泉鰐の湯で汗を流した。


新青森駅で車を返却し帰りも新幹線経由。

ダイヤ改正ごとに日本海縦貫線の乗継は改悪されて使えなくなっている。

今は特急いなほが青森まで来なくなったし、新潟雷鳥なんて遥か昔の列車だからな。

ホームに上がるとE5系が来た。

なんだかんだ言っても新幹線は速い、新青森から富山まで5時間弱で着くのだ。

八方尾根 2024. 4. 2

八方尾根に行ってきた。
個人的には八方尾根はあんまり好きじゃない、聖地だなんて言われているが過去の栄光だと思う。


八方行くくらいなら奥美濃のほうが好き。
今回は同行者がいて、どうしても八方尾根に行きたいというので…


八方は駐車場が離れてるのと、ゲレンデ付近の道の狭さ、ゴチャゴチャがどうも気になる。
この時期なので当然新雪は望めない。
車は名木山側に置いた、駐車場未舗装、んー帰りドロドロになりそうだ。


名木山第3トリプル、下山用に雪を入れてるね、関係者の努力に感謝。


八方は紙たばこは吸えない、たばこを吸わない私からするとこれは素晴らしい。


もリフト乗りながら吸うやつがいるのはどこのゲレンデも同じ。


いちばん上まで行こうとグラートクワッドに乗ろうとしたらリフト係に言われた。
「上は強風だから気をつけてください」


確かに凄い風、雪面は風と低温でカチカチ。

すぐに下に降りた。
リフト乗ってても風で時々減速や停止になる。


アルペンクワッド終点から黒菱ゲレンデを見下ろす。


そのまま下部まで滑る。
スカイラインコース、風が弱く人が少ないのだが雪は良くない。


風の影響でリフトが次々運休していくので、パノラマコースへ逃げる。
しかし、正午前ついにパノラマペアも運休。続いてゴンドラやリーゼンクワッドも運休した。
運転してるのは名木山第3トリプルだけになったので帰ることにした。
13時頃引き上げた。
春の八方尾根は風が強いのは解っていたが、まさか自分が当たるとは。
いよいよシーズン最終盤、あと1,2回行ければいいかな。

北陸新幹線と北大阪急行延伸開業 2024. 3.27- 3.28

3月16日に北陸新幹線の金沢敦賀間が開業、23日には北大阪急行千里中央箕面萱野間が開業したので早速行ってきた。
春休みやインバウンド需要なのだろうけど、大阪のホテルが軒並み満室。

宿泊が奈良になってしまう。
富山始発のつるぎ37号で出発。
せっかくなので12号車を指定、ただしシートサービスのみなのでアテンダントはいない。


敦賀までの各駅に停車、新規開業の駅は帰りに見て回る予定。
1時間半で敦賀到着、各駅に停車しても新幹線は速い。


99%の客がのりかえるので改札口が人だらけになる。
新幹線高架下の特急ホームで待っている特急に乗車、京都のりかえで奈良まで行きこの日の旅を終えた。
翌日早起きして大阪へ、なんばから御堂筋線に乗る、このまま北大阪急行に乗り入れるので自動的に新線区間に入る。
千里中央から1駅、箕面船場阪大前で下車。


駅東側は工事中。


さらに1駅で終点の箕面萱野。


箕面船場阪大前は地下駅だったが、こっちは高架駅。
階下はバスターミナル。


新大阪まで戻りサンダーバード敦賀へ。


運行距離が短くなり、京都の次が終点敦賀
新幹線に乗り継ぎ、1駅の越前たけふで下車。


併設の道の駅が1年前にオープンしているので駅前までは来たことがある。
通過線ありの配線、今は終点のひと駅手前だけど、全線開通したら速達タイプがここで追い越しをするのだろう。


越前和紙をイメージした造りの改札口。


下りの新幹線で敦賀に戻る。
ふつう通りにのりかえしてたら、敦賀駅は数分で素通りしてしまうので今度はしっかり駅を見てみる。
ここで全員が列車から降りる。

のりかえ案内が各所にある。


ホームに売店が無いからかな?

駅弁の自販機があった。


11番12番ホームはつるぎ号、金沢富山方面行き。


13番14番ホームは東京行き。


ホームを振り分けてるわけじゃないけど見事に分かれている。

大阪方は車止め、左に分岐するのは敦賀車両基地への線路。


のりかえコンコースにズラリと並んだ自動改札機。


床には動線を案内、オレンジがしらさぎ号、青がサンダーバード号。


特急は停車位置をずらして極力動線が重ならないようにしている。


敦賀からは北陸新幹線開業でJRから切り離された第三セクターハピラインふくいで金沢まで戻る。
在来線ホームから見る新幹線駅舎。

駅名標にはハピラインふくいのロゴが追加されていた。


普通列車福井行を乗り通す、車両はJR時代と同じ521系
福井駅は今回開通区間唯一の島式1面ホーム。


改札口は金沢方と大阪方の2か所ある。


東口駅舎前がテラスになっている、奥はえちぜん鉄道福井駅


ハピラインふくい金沢行きに乗り込み次は芦原温泉へ。
東口


西口は待合空間アフレアとつながっている。

新幹線駅は相対式ホーム。


在来線は新幹線駅工事が始まるまでは2面4線タイプだったが、東側の1線は新幹線用地に譲って無くなった。

駅名標はハピラインふくい仕様に変わっている。


芦原温泉から20分乗って加賀温泉で下車。
紅殻格子をイメージした駅舎。


自由通路が工事中で南北間の通り抜けができない。


石川県に入ったのでこの表示。


通過線タイプの配線。


加賀温泉から3駅で小松、今回の開通区間は駅間が短い。
2002年に北陸新幹線の開通を見越して在来線の高架化が完成している小松駅

東口から見る。

新幹線駅は相対式ホーム、敦賀行きが入線。


東側はこまつの杜という施設、建設機械メーカーコマツのいろいろを展示している。

バカでかいダンプが置いてある。


小松始発の金沢行きで第三セクターIRいしかわ鉄道最後の旅。
IR線の駅名標JR西日本駅名標とほぼ同じ、ラインカラーが少し薄くなって、ロゴがJRからIRになっただけ、ハピラインふくいが新デザインなのと対照的。


途中の西松任駅は移管と同時に開業した新駅。
(写真は後日映したもの)

大聖寺方に白山総合車両基地へ至る引き込み線がある。


金沢で北陸新幹線にのりかえ。

 

やはり新幹線は速い、在来線では富山まで1時間かかるが20分で着く。

焼額山 2024. 3.27

26日の夜に降雪予報が出ていた、この時期だから標高の高いところが良いと思い志賀高原焼額山へ。
焼額山第1ゴンドラ前の駐車場に7時過ぎに到着。営業開始は8時半。
早く着きすぎたか、駐車場は第1列に置くことができた。
新雪10から20cm、今シーズン新雪を滑るのは最後かもしれない。
夕方から別の予定があるので、焼額山単独4時間券をwebで購入、以前使用したリフト券があるのでチャージして使用可能、新たに窓口で券を買う必要が無い。
初めはオリンピックコースへ、ガリガリの下地に新雪が載って滑ると新雪が舞い上がる。

 

スーパージャイアントスラロームに入ってみる。

非圧雪、時間が経っているのでボコボコで難コースになっている。


つながっている奥志賀高原へ行ってみる。
焼額山単独1日券だが、志賀高原スキーシャトルがあるので奥志賀高原で有効なリフト券が無くても焼額山に戻って来られる。

 

焼額山に戻ってきて、圧雪コースのジャイアントスラロームを滑る。

 

12時過ぎまで滑って終了。

ゴンドラ乗り場から見上げるコース、青空が出てきた。

駐車場、朝より車が増えている。


いつもは帰りは高速道路はあまり使わないが、今回は豊田飯山から上信越道を利用して帰った。

ナイタースキー 2024. 3.22

あわすのスキー場に行ってきた、何年ぶりだろうか?
立山山麓の他の2つのスキー場とは切り離され、NPO法人に経営は引き継がれた。

今回ナイターイベント開催との事で仕事終わりにやってきた。

ナイター営業するのは下のリフトのみ。
緩斜面で尚且つ短いので1本滑るのにリフト乗車を含めて5分くらい。

センターハウスからコースを見上げる。

建物の明かりが漏れてくるのでこの辺は明るいが、リフト終点方向は暗い。

 

リフト乗車、滑っている人は少ない。

 

照明から遠ざかると暗く感じる。

 

ゲレンデを照らすのは工事現場で良く見るバルーン付き照明。

 

滑ってみる。

日本一薄暗いを銘打ってるだけあって本当に暗い。
21時から営業終了の22時半まで滑って終わり。

上部ゲレンデも照明さえあれば滑れそうな雰囲気だった。